交通事故示談交渉:統計上の事実にあります

交通事故示談交渉


保険会社がムチ打ち症は3ヶ月で治ると主張する根拠は、
交通事故後遺症むち打ち被害者の7割近くが、
3ヶ月以内に示談解決しているという、
統計上の事実にあります。

ただ問題は、怪我が完治してからの示談なのか、
怪我が完治していないのに示談したかどうかです。

実際、完治しないまま示談させられた被害者は、
後遺障害を残したまま、すずめの涙ほどの示談金で、
半年~1年、いや場合によっては死ぬまで辛い症状を
抱えて生きていかなくてはならないのです。

そのように悲惨なムチ打ち症被害者が、
一人でも少なくなって欲しいという願いから、
このマニュアルを作成しました。

二つ目は、過剰な被害者意識です。

あなたが事故に遭ったという話を聞きつけ、
交通事故の知識が多少あり知ったかぶりをして
あれこれとアドバイスをしてくる人が、
あなたの周りには必ず何人かいます。

正しい知識なら問題ありませんが、
大半は人から聞いた話や憶測を、
さも自分の知識のようにひけらかします。

「毎日通院すれば、慰謝料が沢山もらえる」という嘘や、
「保険屋を脅かせば、示談金が増えると」
という非常識なうそが、多く語られています。

シッタカさんの言葉を鵜呑みにして
保険やさんに高飛車に出たため愛想をつかされ、
本来であれば継続している治療を早期に打ち切られた被害者や、
債務不存在確認訴訟を保険会社から
提起された被害者が多数存在します。

「私は被害者だ!」と突っ張る暇があったら、
今後のことを冷静に考えることの方が
自分自身のためだということを、
被害者は悟らなくてはいけません。

ではどうすれば、
保険会社の治療打ち切りに
あわず完治するまで治療が続けられるか、
しかもどうすれば損をしない損害賠償が受けられるか、
特にムチ打ち被害者の場合は
その対策を早い段階から考えておく必要があります。


三つ目は、

「全ての医師は、この世に存在する怪我を全て治せる」
という思い込みです。

仮に、先ほどのムチ打ち症被害者に事故以前は
発症していない頚椎症があったとします。

軽度の頚椎症のため、
ムチ打ち症の治療段階で
撮影したレントゲン写真では写らず、
医師が見逃しています。

ムチ打ち症被害者である患者は、
医師に痛みや痺れを訴えていますが、
医師は漫然と薬とシップ薬を処方するだけです。

このムチ打ち症被害者に
とって必要かつ不可欠な行動とは、
何だったのでしょう?   

あなたもムチ打ち被害者なら一緒に考えてください。

仮に、このムチ打ち症被害者が自分の症状の
原因きちんと究明し治療しなくてはいけないという
しっかりとした意思を持って転医したとします。

転医先の医師は、
患者の訴えを真摯に聞きMRIの撮影をします。

優秀な医師は、一発で軽度のヘルニアを発見します。

優秀な医師は、丁寧に神経学的検査をし、
被害者の訴える症状を医学的に証明したため、
ムチ打ち症被害者が完治するか又は症状が固定するまで、
保険会社から治療を打ち切られることはありませんでした。

さらに、ムチ打ち症被害者が
治療している段階で症状が悪化し休職したため、
保険会社より休業損害も受け取ることがで来ました。


6ヶ月で症状固定になり後遺障害の認定を受けましたが、
運良くその医師が後遺障害認定に詳しかったため、
他覚所見に乏しいにもかかわらず
後遺障害が認定されました。

仮にその医師が後遺障害診断書作成に不慣れでも、
賢い被害者は自分の症状を把握していたため、
医師にお願いをして
後遺障害認定に必要な重要事項を診断書に
記載してもらうことで後遺障害認定を有利に
進めるたにちがいありません。

結果として後遺障害は認定されます。

いかがですか?

医師に頼ったまま全てを他人任せにした
他力本願なムチ打ち被害者、
あらゆる方法で情報を手に入れ自ら戦った
ムチ打ち症被害者、結果は明白ですよね?

受傷から3ヶ月後、
怪我が完治していない状態のままわずかな金額で示談し、
その1ヵ月後に後遺障害が悪化、
職場を追われて極貧生活を
強いられる事になってしまうのか、

休業損害をもらいながら症状固定まで
通院しながら後遺障害を申請して認定され、
慰謝料のほかに将来の
逸失利益まで補償してもらい示談できるのかは、
ムチ打ち症被害者の行動次第であることが、
お分かりいただけたと思います。

あなたは、
交通事故受傷によるムチ打ち治療知識の有無だけで、
同じ条件の被害者に
これだけ差が出てしまう事実を、
しっかりと自覚する必要があります。

まさに天国と地獄との違いです!


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