交通事故示談交渉:私の事を少しだけ話させてください

交通事故示談交渉

私の事を少しだけ話させてください。

3年ほど前交通事故により受傷し、
「頚椎捻挫・腰椎捻挫」と診断されました。

事故当日、撮影したレントゲンにおいて
頚椎の損傷は無く
頚椎捻挫・腰椎捻挫により安静治療を
要すと言う診断でしたので
1週間ほどは仕事を休みました。

私の勤め先は、当時非常に仕事が忙しかったため、
長く休むことの出来ませんでしたので、
仕方なく痛みを我慢しながら仕事をし、
帰宅途中に通院する毎日を送っていました。

症状は、首から左肩にかけての
筋肉の強度緊張による疼痛と、
首の付け根に鋭い痛みがあり、
首は前後左右共にかなり動きが制限されれ、
吐き気や頭痛も有り典型的なむち打ち症状です。

ところが、事故から1ヶ月ほど過ぎたある日、
痛みが突然きつくなり、座っていることさえ困難に
なってしまいました。

医師に症状を訴えましたが、
「無理すると治りが遅くなるからね。
ムチ打ちなんてそんなものだよ」

「遅くても3ヶ月もすれば治るから」と言うだけで、
別段治療法(薬と湿布)は変わりませんでした。

しかし、仕事が出来る状態ではないので、
年次有給休暇と病気休暇で休むことになりました。


通院を続け事故から3ヶ月が過ぎましたが、
症状は一向に軽快しません。

リハビリのため通っていた接骨院の先生に、
「3ヶ月経っても治らないのはおかしいね。
一度MRIを撮ってみたほうがいいんじゃない?」
と言われ、さらに不安になってしまいました。

それまで通院していた病院にはCTしかないため、
MRIを撮影するには他の病院に行かなくてはならず、
診察は振り出しに戻り、又レントゲン撮影からです。

レントゲンを見た医師の診断はこうでした。

医師:「あー、変形性頚椎症だねー!
    年齢的なもので交通事故が原因じゃないなー」

 私:「えっ?事故のせいじゃない?
    確かに私は中年でガタはきてますが、
    交通事故にあうまでは
    元気に仕事していましたけど・・・。」

医師:「まー、とりあえず損保会社の費用で治療しますか。」

 私:「そんなことして、大丈夫なんですか?」

医師:「問題ないんじゃない?
    今まで他の病院で治療してたんでしょ?」

 私:「はー・・・」

このような会話を交わしている時、
「これからの私は?一体この先、
私と最愛の家族はどうなってしまうのだろう?」と思うと、
胸が締め付けられ、強烈な不安を覚えました。

ここからが肝心です!!

もし損保会社が、
「事故と関係ないなら治療打ち切りです!」と言ってきたら、
あなたならどうしますか?


1. 事故が原因ではないと医師に言われたので、
   仕方なく示談する。

2. 何とか保険会社のお金で、
   完治するまで治療できる方法を考える。

当然私は、2番の何とか保険会社のお金で、
完治するまで治療できる方法を考える、を選びました。

これが被害者が取るべき
正しい行動を発見する私の第一歩でした。

被害者が取るべき正しい行動を実践した結果、
私は満足いく治療を受け、
しかも他覚症状の認められない
頚椎捻挫としては高額の850万円という損害賠償金
を受け取ることが出来ました。

不幸にも追突事故にあい、
痛みに耐え治療している被害者に追い討ちを
かけるような保険会社の行動は、
断じて阻止しなくてはなりません。

ここであなたに質問です

* 頚椎捻挫の治療は3ヶ月って誰が決めたのですか?

* 必ず従わなくてはならないのですか?
 
* 人の体には個人差は無いのですか? 
 
弁護士も被害者も保険会社が
でっち上げた常識というレールの上を
歩かされているだけなのです。

保険会社が引いてくれたレールの上を正直に進むと、
「泣き寝入り」という名の終着駅に到着します。

そのような駅へ、行ってはいけません!

泣き寝入りをしないための対策は事故が
発生した瞬間から始まっています!!

不幸にも後遺障害被害者になってしまったら、
恨み言を結う前に勉強をしなくてはならないのです。

今でこそ、偉そうに書いていますが、
私も事故にあったときは全くの素人でした。

自賠責保険後遺障害認定に
おける被害者請求と加害者請求の違い
そのころの私は、
医師が後遺障害の等級を
認定をするものだと思っていました。

言い換えると、
医師が等級を決めて後遺障害診断書に記載すれば、
後遺障害が認定されると思っていました。

正式には、上図のように後遺障害認定の申請をすると、
自賠責の損害調査事務所というところが調査をし、
認定の有無や障害の程度により等級を決定します。

後遺障害認定の方法は、
被害者請求と加害者請求(事前認定)という二つの
流れがありますが、当然私はそれらも知りませんでした。

今思い出すと全くお恥ずかしい限りですが、
私もその程度からの出発でした。

私は自分の失敗を振り返りながら
このマニュアルを作成したため、
現在は事故直後からの
正しく確実な対策法を説明することができます。


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